公開:2018/12/15
更新:2020/05/04
CentOS7でtftp-serverをインストールしてtftpサーバを構築したときに、任意のルートディレクトリ直下にtftpサーバ転送用のディレクトリを作った時のメモです。
IX2015からtftpで転送しようとしたのですが、何度もエラーがでてしまって軽くハマったので、メモします。
TFTP error - Unknown Error
結果、SELINUXをdisabledにする事で解決できました。
環境
tftp-server:CentOS7.5
保存ディレクトリ:/WS/tftp
転送元NW機器:NEC UNIVERGE IX2015
tftpサーバ側での作業です
・Selinuxをdisabledに変更
vi /etc/sysconfig/selinux
→disabledに変更
・selinuxの変更を反映させるため再起動
reboot
以上です。。
・tftpサーバの保存先ディレクトリの指定方法
vi /etc/xinetd.d/tftp
→下記server_argsへ保存先のディレクトリを記述。
※-u rootを付けることによってrootでアクセス・保存されているようです。
よって、保存先ディレクトリをroot所有、rootのみアクセス可にしておけば、NW機器のconfigの保存にも最適といえるのではないでしょうか?
service tftp
{
socket_type = dgram
protocol = udp
wait = yes
user = root
server = /usr/sbin/in.tftpd
server_args = -c -u root -s /WS/tftp
disable = no
per_source = 11
cps = 100 2
flags = IPv4
}
※上記の「tftp」ディレクトリは
drwx------. 3 root root 33 12月 15 11:35 tftp
となっています。
所有者・グループともrootであり、パーミッションもrootのみにしておくことで、rootユーザ以外はアクセスできなくしています。主にNW機器のコンフィグなどを保存する用途に使われると思いますのでアクセス権をrootのみにしておくのもアリなのかなあと思います。(ただし、これだとNW機器のヴァージョンアップなどでOSをgetしに来るときはうまくいかない予感・・苦笑)
・/etc/xinetd.d/tftpを編集したらxinetdの再起動
systemctl restart xinetd
・所有者:グループをrootへ変更
chown root:root /WS/tftp
・パーミッションを700へ(所有者のみ読み書き実行へ)変更
chmod 700 /WS/tftp
以上です!
さいごに私が使っているPC(のメモリが8GBの物)です!
私は今このPCのメモリを現在では32GBにアップグレードして使っています!笑
安くなりましたよねメモリ。SSDも安くなってるので買い換えたいです!笑
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