動画作りました!
CentOS8がリリースされて、早いものでもう一か月たちましたね!
自宅のワークステーションにインストールしようとしていたのですが、
CentOS8からHDDを認識できず、知らべてみると、SASのハードディスクは
認識しなくなっているようです。
CentOS7シリーズからはハードディスクを認識できるのに、
CentOS8からHDDを急に認識しなくなったので何かおかしいなと思っていました。
そんなこんなでCentOS8の波に乗り遅れてしまっていたのですが、
その間に使っていなかった昔ヤフオクで買ったレノボのノートPCにCentOS8を
インストールしてみたので、そのメモです。
インストールしてCentOS8をインストールしてKVMで仮想化基盤化したので、
ここにZabbixや最近勉強中のPostgresSQLをいれて勉強しようと思います。
まずはKVMで仮想化して、VMからインターネットへ接続するところまでを
手順のメモとして書き残したので、興味がある方はぜひやってみて下さい!
環境
作業PC
OS:Win10
IPアドレス:192.168.100.2
GW:192.168.100.1
ホストPC(ノートPC DELL n5110)
OS:CentOS8 (minimal)
IPアドレス:192.168.100.10/24
GW:192.168.100.1
IFファイル:ifcfg-enp5s0
※「自動的に接続する」のcheckは外す
ゲストVM
OS:CentOS8 (minimal)
IPアドレス:192.168.100.101/24
GW:192.168.100.1
IFファイル:ifcfg-enp1s0
前提条件
1.ホストOSのネットワーク設定は済ませておく。
2.作業PCからssh接続しての操作手順となっています。
※ホストPCのコンソールから直接操作しても問題ないと思いますが、
ブリッジの工程がリンクアップせずうまくいかないと思います
3.作業PCからteratermを使用してホストPCへSSH接続
手順
・teratermの機能を使用してISOファイルをホストPCに転送しておく
ファイル→sshscp→ISOファイル選択
・仮想化支援PKGのインストール
dnf -y install libguestfs libvirt libvirt-client qemu-kvm qemu-img virt-manager virt-top virt-viewer virt-who virt-install
・インターフェース状態の確認
ip a
・vBridge作成の為のsh作成
sudo vi make_vbridge.sh
下記の構文をコピペする
※利用中のDEVICEに値を合わせてください
「nmcli c s」コマンド出力のDEVICEの値です。
#!/bin/bash
nmcli connection add type bridge con-name br0 ifname br0
nmcli connection add type bridge-slave ifname enp5s0 master br0
nmcli connection modify br0 ipv4.address 192.168.100.10/24 ipv4.method manual
nmcli connection modify br0 ipv4.gateway 192.168.100.1
nmcli connection down enp5s0
nmcli connection up br0
「:wq」で保存する
・シェルスクリプトの実行
sh make_vbridge.sh
→teratermが落ちます。ブリッジが構成されるまでしばらく待ちます。
※pingなどを打って疎通がとられるようになるまで待ちましょう
pingがかえってきたらteratermでSSH接続します。
ゲストVMの作成
・ゲストVMのDISK作成
qemu-img create -f qcow2 /var/lib/libvirt/images/template.img 20G
・libvirtdのステータス確認
systemctl status libvirtd
systemctl enable libvirtd
systemctl start libvirtd
・ディレクトリ移動
cd ~
・IOSファイルを移動させる
mv CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso /tmp/CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso
・ゲストVMの作成
virt-install \
--name template \
--memory 2048 \
--vcpus 2 \
--disk /var/lib/libvirt/images/template.img \
--location /tmp/CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso \
--os-variant rhel8.0 \
--network bridge=br0 \
--graphics none \
--extra-args='console=tty0 console=ttyS0,115200n8' \
--hvm
インストーラが動き出します
オプション解説
・name
ゲストインスタンスの名前です
・memory
ゲストのメモリー割り当てを設定します
RAMの容量です。上記の場合2GBです
・vcpus
ゲストに設定する仮想 CPU 数
・disk
今回の手順のように事前にDISKを作成していた場合、
DISKパスを指定します。
・location
ISOファイルの場所です。URLでもいいです。その場合、
・os-variant
Linuxやwindowsであることを指定します
・network
ゲストのネットワークインターフェースを設定します。
・gaphics
ゲストのディスプレイ設定を設定します。
・extra-args='console=tty0 console=ttyS0,115200n8'
コンソール接続の指定
・hvm
完全仮想化の指定
5.Installation Destination
※設定値は任意で設定お願いします。下記は参考です。
「5」→「Enter」→「c」→「Enter」→「3」→「Enter」→「c」→「Enter」→「3」→「Enter」→「c」→「Enter」
4.Software selection
「4」→「Enter」
「3」→「Enter」→「c」→「Enter」→「c」→「Enter」
7.Network configuration
「7」→「Enter」→「2」→「Enter」→「7」→「Enter」→「c」→「Enter」→「c」→「enter」
8.Root password
「8」→「Enter」
任意のPWを設定
インストール開始
「b」
インストールが始まるので起動するまで待つ
下記画面がでたら「Enter」
....
Configuring addons
Executing org_fedora_oscap addon
Executing com_redhat_kdump addon
.
Generating initramfs
.
Running post-installation scripts
.
Storing configuration files and kickstarts
.
Installation complete. Press ENTER to quit:
\=============================================================================================================================================================
・NWの設定
nmtui
IPアドレスを192.168.100.101/24に設定、自動接続にする
ping 8.8.8.8でインターネットに疎通がとられるかどうかを確認する。
・VMのクローン
virt-clone --original template --auto-clone
以上で終わりです!
今度はKVM上の仮想サーバにZabbix4やRedmine4を構築していってその手順をメモしようと思います!ぜひお楽しみに!
・Redmine4の構築手順メモです!
久しぶりにみてみると、モバイルバッテリーもずいぶん安くなってるんですね!
皆さん既にやってると思いますが、 AmazonPrimeだとAmazon Music Unlimitedが月額780円でできるんですね!
最近知ってapple musicから乗り換えました。(200円ですが安い方がいいに越したことはないです笑)
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